こんにちは!SkyLink Japanの青野です。
この度弊社では、Skydio社の自律飛行型ドローン「Skydio 2」と機能拡張ソフトウェア「Skydio Autonomy Enterprise Foundation(AEF)」を使用した点検ソリューションサービスを開始しました!
そこで今回のブログ記事ではSkydio 2についてご紹介したいと思います。
自律飛行型ドローンSkydio 2
米国で展開されている人気の機体「Skydio2」を、国内ではNTTドコモ社 がレンタルサービスとして展開しており、今回弊社も採用させていただきました。
では、Skydio 2 は他のドローンとどこが違うのか。
一番の魅力は “非GPS環境下での自律飛行”です。

機体に搭載された6台のカメラが、撮影した映像を元にリアルタイムで3Dマップを生成し周囲を認識します。この技術により、自動追尾&障害物回避をしてくれるため安全な自律飛行を実現するのです。
機能拡張ソフトウェア「Skydio Autonomy Enterprise Foundation」とは?
AEFとは標準機体をさらに産業用途向けにアップグレードできる年間ライセンスアプリケーションです。
このアプリケーションを搭載すると、
・障害物の検知範囲を4段階に設定が可能(図1)
・カメラの上向き角度を45度→90度まで拡張
・3倍デジタルズームを施した映像記録が可能
…などのリミッターが解除され、飛行が困難な環境でも効率的で安全な撮影を可能にします。
図1 Skydio 2 検知範囲

出典:Skydio公式サイト
実際に飛行してみました
実機が弊社にも届いたので飛行してみます。

障害物があると検知して機体を制御してくれるので一定の距離近づくと、スティックを操作していても静止し、進むことができません。
障害物検知範囲は4段階で設定でき、この複雑な天井も無事進むことができました。
まとめ
狭い入り組んだ場所での飛行や対象物と近接した撮影が可能になり、点検として活用の幅が広がります。加えて、ジンバルカメラを上向き90度まで向けられることで、橋梁のひび割れやサビの解析に最適な撮影ができます。
お客さまのご要望に応じた最適な点検ソリューションをご提供いたしますので、興味ある方はご相談ください!
<お問い合わせ>
SkyLink Japan(株式会社WorldLink & Company)
info@skylinkjapan.com
075-708-2245 (10:00-17:00 平日)