皆さん、こんにちは。SkyLink Japanの青野です。
さっそく本題ですが、太陽光発電設備のメンテナンスはどうしていますか?
太陽光パネルに不具合があると発電効率が低下し、売電収入が減ってしまいます。
発電量は天気によって異なりますので、発電量の減少が天気のせいなのか、故障のせいなのかわかりづらく、不具合の発見に気付きにくいです。
これを防ぐためには定期的な点検が必要!
そこで本日は、太陽光パネル点検AI診断ソリューション”Sitemark(サイトマーク )”の紹介をさせていただきます。
- ソリューションサービスの内容
- Sitemarkでできること
- 発注の流れ
①どんなソリューションサービスなの?
太陽光パネル診断ソリューションのサービスは、弊社とSitemark社(※1)が業務提携し、2020年7月より開始いたしました。
赤外線カメラを搭載したドローンで撮影し、取得した画像データをAI分析により不具合箇所を自動で検出します。

メリット
- 傾斜地や架台の高い点検が困難な場所でも対応が可能
- 短時間で広範囲の点検が可能なため、多くの作業員・時間を大幅に削減
- 正確に不具合箇所を発見
※1 Sitemark社…航空データを分析・管理する企業として2016年にベルギーで設立
②Sitemarkでできること
まずは、Sitemarkのプラットフォームにドローンで取得した画像データをアップロード!
1.可視画像、赤外線画像の表示
オルソモザイク画像が生成され、地図データ上で可視画像、赤外線画、ストリング図をレイヤー表示できます。
切り替え表示が可能で、比較しながらパネルの外観を確認できます。

2.AIによるホットスポットの自動検出
ホットスポット(※2)の発見だけでなく、特定箇所の異常の原因や深刻度などの詳細をチェックすることができます。

※2 ホットスポット…何らかの原因でパネルの一部が熱を持つ現象。パネルの故障や鳥のフン、落ち葉の付着等が影になり、発生することが多い。
3.分析結果のレポート出力/クラウド管理
診断結果は統計レポートとして提供され、PDFやTIFFなどでのデータ出力に対応しております。

これらのデータはクラウド上に蓄積され、いつでもどこでもブラウザ上で閲覧が可能です。
高スペックなPCが不要なのはありがたいですね。
離れた場所での情報共有は、コロナ時代における非接触を実現するテクノロジーともいえるのではないでしょうか。
毎年撮影し、データ比較することで時系列による経年変化が確認できます。
これらのデータから売電損失額を算定し、分析することで大幅な改善が期待されますね!
実際には不具合箇所を200万円かけて修繕し、年間700万円を超える発電収益の増加があった事例もあります。
③発注の流れ
2パターンの発注フローを設けています。
- 機体を保持し、ご自身で撮影を行いシステムを利用するパターン
- 機材の手配も撮影も全て弊社で行うパターン
お客様に合ったプランをご提供いたしますので、お気軽にご相談ください。
AI診断ソリューションはいかがだったでしょうか?
太陽光パネル点検もドローン、AIで行う時代になりました。
現在太陽光発電システムの運営で維持管理にお困りの方、また今後太陽光発電システムの導入を検討しているお客様は是非ご検討ください。
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https://info.skylinkjapan.com/solar_subsc
■実際にシステムのデモンストレーションや詳細は動画をチェック!