SkyLink米プロジェクト 2021〜農業×SDGsと向き合う〜

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年が明けて早一ヶ月経ってしまいましたが…
皆様、あけましておめでとうございます。
昨年も皆様に支えられて、SkyLinkはドローン業界発展のため邁進し続けることができました。本年もドローンユーザーの皆様のお力になれるよう、スタッフ一同精進してまいりますので、どうぞ宜しくお願い致します。

さて、2019年からSDGs活動の一環としてはじまった「スカイリンク米プロジェクト」。

早いものでこのプロジェクトを開始して2年が経ちました。

昨年もコロナ禍ではありましたが、少人数での参加やマスク着用、こまめな手指消毒を行うなど充分な感染対策をして、京都・美山の田んぼにてお米づくりを行いました。

今回はその約半年間のレポートをダイジェストにしてお送りしたいと思います。

   

5月・田植え

  

田植えを開始したのは、新緑が青々と茂る5月中旬のこと。

今年はドローンでの直播はせず、機械植えと手植えでの直播をすることになりました。均等に稲を植え付けていく作業は、沼に足を取られたり、低姿勢を保つため腰に負担がかかったりと、普段オフィスワークの私には中々の重労働でした。

ですが、汗を流しながら体を動かすことはこんなに清々しい気持ちになるのかと思った一日でもありました。

  

   

  

6〜8月・草刈り8月・ドローンでの農薬散布

  
6、7、8月にはそれぞれ月1回、草刈りを行いました。

夏まっさかりのこの時期、暑さに朦朧となりながら1日中ひたすら草を刈っていきます。

草刈り機を使えば広範囲で草が刈ることができますが、思った以上に重く、綺麗に除草できず苦労しました。

農家の皆さんはこのような重労働を日々されているのかと思うと、自分たちが日頃食べているお米(だけでなく、ありとあらゆる食物)に対して、感謝の気持ちと敬意を払って大切にいただかなくてはならないなと改めて気付かされました。

また、8月のお盆には、NTT e-Drone Technologyの「AC101」を使った農薬散布を行いました。(なんと、今年初の試み!)
  

口にするものなのだから無農薬の方がいいのでは?と思う方もいらっしゃるかもしれません。

ですが、農薬散布というのは稲作において非常に重要な役割を担っています。

自然豊かな田んぼでは、カメムシなどの害虫が籾に入り込み、デンプン部分を吸汁し「死米」や「斑点米」を生み出します。(「斑点米」とは、カメムシの吸口から細菌によって黒い斑点の付いたお米のこと)

「死米」や「斑点米」を生み出さないよう害虫を駆除し、お米を守るのが農薬の役目なのです。

農薬によって守られた稲はすくすくと育ち、やがて、収穫の日を迎えます。

  

9月・稲刈り


9月。黄金に輝いた稲が田んぼ一面に広がっています。京都市内ではこのような景色はなかなか見られないので、とても貴重で、なんだか映画のワンシーンを見ているかのような、そんな非日常感を味わえました。

  


そして、いよいよこのプロジェクトも大詰めです。

手刈りとバインダーを使って稲を刈っていきます。バインダーは自動で稲を刈り取って束ねてくれる機械なのですが、見ていると簡単に使えそうなのに思うように扱えず苦戦しました。手刈りでは鋸鎌を使っていくのですが、これまた結構重く、中腰で行うため足腰が痛くなってしまい、体力勝負な作業でした。

刈り取った稲は束にしてまとめていきます。農家の方々に縛り方をレクチャーしていただきながら、不格好ながらも自分たちで縛っていきました。

そして最後、稲木干しを行い、この日は終了です。

  


稲木干しは、水分の多い状態の籾を太陽に晒すことで乾燥させ、甘くておいしいお米にするための大切な工程です。

一週間ほど稲木干しにした稲を、脱穀・精米していき、ついに新米の完成です!

私たちが毎日食べているお米は期間にして約4ヵ月、いくつもの工程を重ね、多くの人が携わり、自然の恩恵を受けて、ようやく食べることができるのです。こんな一大プロジェクトが何千年も前から途切れることなく行われていることが人間のすごさを物語っている気がします。

  


ドローンという最新の機械や技術を扱いながら、稲作など日本古来の文化を重んじ、それらを融合させ新しいアイデアを生み出す。そして、人々の暮らしをより豊かに、より便利にしていく。

それが私たちSkyLinkの目指すところであり、スマート農業としての在り方なのではないかと考えています。

「今後の農業に、私たちができることは何か」

その問いに私たちは真摯に向き合って、これからも尽力し続けたいと思っています。

   

  

   

   

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