楽しさ広がる!ドローン・カメラ設定について。〜その1〜

楽しさ広がる!ドローン・カメラ設定について。〜その1〜 ノウハウ・コツ
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SkyLink Japan井上です。

ドローンを使って撮影する場合、カメラの設定はどうされていますか?

AUTO(オート)でも十分綺麗に撮ることができますが、MANUAL(マニュアル)に挑戦してみてはいかがでしょうか。

今回はカメラの設定についてのお話です。

ドローンも本格的なカメラが搭載されているので、一眼レフやミラーレスのような設定が可能です。
設定が理解できるとさらに楽しくなりますよ!

写真を撮る時に大きく分けて「絞り」と「シャッタースピード」と「ISO感度」が関係してきます。

-絞り-

絞りというのはF値のことです。

F値は「フォーカス(Focus)の値」という意味で、レンズから入ってくる光の量を調節する役割があります。

絞りを開く(F2.8など小さい数字)とたくさんの光を取り込みますので明るくなりますがピントが合う範囲が狭くなります。

そして絞る(F11など大きい数字にする)と暗くなりますがピントの合う範囲が広くなり周辺まではっきりとした写真や映像になります。

ポートレートなどでも背景がボケて印象的ですよね。

F値を小さくし(絞りを開く)人物にピントを合わせると背景がボケて立体感のある写真を撮ることができます。

Mavic Air 2とMavic MiniではF2.8だけですが
Mavic 2 ProではF2.8からF11まで

そしてMavic 2 ZoomではF2.8からF3.8まで対応しているので自分で調節することができます。

-シャッタースピード-

次にシャッタースピードについてです。

シャッターを押してから「カシャッ」とシャッターが下りるまでの時間のことをいいます。

1、1/2、1/10、1/60、1/800、1/2000(秒)など設定を見るといろんな値がありますね。

この時間が短いと「シャッター速度が速い」、長いと「シャッター速度が遅い」といいます。

下の写真はMavic 2 Proのカメラ設定画面です。

MANUALにするとシャッタースピードを選べるようになっていますね。

カメラ設定がAUTOの場合、晴天の屋外で撮影した場合「カシャ」っと一瞬で撮れるのに夜になると「・・・カシャ」と少し間があいてシャッターが下りることがありますよね。

これはカメラが適切な明るさで撮ろうとするために自動でシャッタースピードを調節してくれているからです。

シャッタースピードが遅くなると写真がブレてしまいます。

ですので、被写体が動いている場合はシャッタースピードを速くしてブレないようにしなくてはなりません。

ただ夜景を撮影する場合はシャッタースピードが速いとあまり光を取り込むことができないので、見た目より暗い写真になりやすいです。

下の写真は飛行機を撮影したものです。

日没後でほぼ真っ暗だったのですが、シャッタースピードが1/800ととても早かったので光をたくさん取り込めず、ピントは合っているけれど暗くて判別できない写真になってしまいました。

そういう時にはシャッタースピードを1秒や5秒など長くすることにより光をたくさん取り込み、夜景の鮮やかさがはっきりと伝わるような写真を撮ることができます。

下の2枚の写真を見てください。

左がスマホで撮影したものです。

今のスマホはとても高性能なのでシャッタースピードも1/4秒でわりと綺麗に写っています。

右の写真はミラーレス一眼で撮影したものでシャッタースピードは3.2秒です。 違いが分かりにくいですがシャッタースピードを遅くした一眼レフが街の明るさを鮮明に写しだしてくれていますね。

そしてシャッタースピードを遅くする「長時間露光」という撮影方法を使うと、このような素敵な写真を撮ることができます。

シャッタースピードは写真だけではなく動画の世界にも関係あります。

動画の場合はFPS(フィルムレート)とも関係が深く、通常は1/60で撮影するのが最適です。

テレビなどにも採用されていて人が見やすいとされています。

-ISO感度-

最後はISO感度です。ISO感度というのはカメラが作り出す光なので自然の光ではありません。

暗い時にISO感度の値を上げると光を補ってくれるので明るくすることができますが、上げすぎるとノイズが出てくる(ザラザラした画質になる)ので要注意です。

通常晴天の屋外ではISO100で十分綺麗に撮影することができますが、室内などではISO感度を1つずつ様子を見ながら上げていきましょう。

また夕暮れなど周囲が暗くなってくるとカメラモードがAUTOの場合「あれ?暗いかも?」とカメラが判断してISO感度を上げて明るさを補ってくれるようになっています。

夕焼けなどを暗いままで撮りたいのに勝手に明るくなってしまう、という現象が発生します。

そういう時はカメラモードをMANUALにしてISO感度は100にしましょう。

そうすることで雰囲気のある写真を撮ることができます。

いかがでしたでしょうか。 カメラ設定の「絞り(F値)」と「シャッタースピード」と「ISO感度」なんとなくわかっていただけたでしょうか。

この3つはドローンで撮影する際にもとても大事な設定になります。

紅葉のシーズンにもなりますので、ぜひこの機会に自分で思い通りの設定ができるよう色々試して撮影してみてください!

SkyLink Japanではドローンで撮影した映像や写真などをInstagramの「SkyLink写真部」のアカウントでもご紹介しています。

是非ご覧ください!

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